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粕谷哲さんの世界一のコーヒーの淹れ方!

4:6メソッドで美味しいコーヒーを淹れよう。

アジア人初のWORLD BREWERS CUPを制した世界チャンピオン粕谷哲
彼がその時、使った方法が4:6メソッドでcoffeeを入れた

「4:6メソッド」の詳細

1. 使用する粉量の15倍のお湯を使用します
例)粉量20g→湯量300g

2. 総湯量を4:6に分割します。
総湯量が300gの場合であれば、40%が120g、60%が180gという具合です。

3. 最初の40%は味わいの調整をします。
ここでは2回に分けて注ぎますが、1投目と2投目の量のバランスで味の調整が可能です。
1投目のほうが2投目よりも”少ない”場合、最終的なコーヒーの味わいは「より甘く」
1投目のほうが2投目よりも”多い”場合、最終的なコーヒーの味わいは「より明るく」なります。
このようにして、コーヒーの味わいの主体となる酸と甘さのバランスを注ぐ湯量だけで調整できます。

4. 残りの60%は濃度の調整です。
何回に分けて注ぐかによって、濃度を調整することが出来ます。
1回で注げば「薄く」、2回に分けて注げば「濃く」、3回に分けて注げば「より濃く」なります。
4:6メソッドは中粗挽き~粗挽きを推奨しているので、3回に分けて注ぐことをオススメしますが、
お好みの濃度になるように試してみるのもよいです。
深煎りのコーヒーなどは比較的濃くなりがちなので、2回に分けて少しだけ薄めに作るというのもおすすめです。

まとめ

  • 豆:20g(粗挽き)
  • お湯:300ml(豆の15倍)
  • 45秒間隔でお湯を注ぐ(ドリッパー内のお湯が落ちきってから)
  • 3:30でフィニッシュ

上のレシピでいくと、豆の量20gに対して3倍のお湯(60g)を5回に分けて注ぎます。
なので、4:6メソッドというわけです。

最初の40%(2投分)は甘みと酸味を、残り6割で濃さを調整!

抽出方法:ペーパードリップ
抽出器具:ハリオV60
コーヒ豆の挽き具合:荒挽き
コーヒー粉の量:20g(2杯分)
注湯量:300g(2杯分)
※抽出量は使用するコーヒー豆の15倍が目安
※1杯仕立てはこの半分

お湯の温度は?

  • 浅煎り93℃
  • 中煎り88℃
  • 深煎り83℃

4:6メソッドはハリオV60で

4:6メソッドのコーヒードリッパーはハリオV60です。他にも使っていたのは全部ハリオ製品でした。注ぐお湯の温度と注ぐ量を計るので道具が必要になります。

4:6メソッドはHARIO(ハリオ) ドリップスケール

HARIO(ハリオ) V60 ドリップスケール ブラック VST-2000B

ぜひ挑戦してみてください。